スーツにトートバッグはあり?
Share
スーツにトートバッグはあり?革靴屋が考える、仕事用バッグの選び方

「スーツにトートバッグって、カジュアルすぎない?」
仕事用のバッグを探している方から、意外とよく聞かれる質問です。
結論からいうと、スーツにトートバッグは十分ありだと思っています。
ただし、何でも合うわけではありません。
素材、形、色。
この3つを少し意識するだけで、仕事用としてかなり自然にまとまります。
スーツに合わせるなら、まず素材を見る
ナイロンやキャンバスのトートは軽くて便利ですが、スーツに合わせると少しカジュアルに見えることがあります。
その点、本革はジャケットや革靴との相性がよく、トートという形でもきちんとした印象を作りやすい素材です。
特に仕事で使うなら、革の表情が強すぎず、表面が整っているものの方が合わせやすいと思います。
ツヤが強すぎるものより、少し落ち着いた質感の方が毎日の仕事には馴染みやすいです。
形は「大きすぎない・柔らかすぎない」が使いやすい
トートバッグは容量が大きいものが多いですが、横に大きく広がりすぎると一気にカジュアルな印象になります。
反対に、ある程度縦のラインがあり、底面がしっかりしているものは仕事用として見えやすくなります。
PCや書類を入れたときに形が崩れすぎないことも大切です。
電車で立っているときや、取引先で床に置いたときなど、バッグは意外と人から見られています。
自立しやすく、荷物を入れてもシルエットが崩れにくいものは、それだけで少し上品に見えます。
黒だけが正解ではありません
仕事用バッグというと、まず黒を選ぶ方が多いと思います。
もちろん黒は間違いありません。
ネイビー、チャコール、ブラック系のスーツにも合わせやすく、革靴の色も選びません。
ただ、少し柔らかい印象にしたい場合は、グレーやダークブラウンもおすすめです。
特にジャケパンやオフィスカジュアルが増えている今は、黒以外のバッグもかなり合わせやすくなっています。
靴とバッグの色を完全に揃える必要はありません。
全体の色数を増やしすぎず、トーンを合わせるくらいで十分です。
スーツにトートは全然アリ

スーツよりも少しカジュアルなジャケパンスタイルでは、トートバッグはかなり相性がいいです。
ブリーフケースほど堅くならず、リュックほどスポーティーにもならない。
その中間にあるのが、レザーのトートバッグだと思っています。
仕事帰りにそのまま食事へ行く日や、休日にも使いたいという方には特に使いやすい形です。
逆に、トートではない方がいい場面もあります
ここは正直にお伝えしたいところです。
格式の高い式典や、かなりフォーマルな商談では、ブリーフケースの方が適している場合があります。
トートバッグは便利ですが、万能ではありません。
大切なのは、自分の仕事や服装に合っているかどうかだと思います。
革靴屋が、なぜトートバッグを作ったのか
私たちはもともと革靴屋です。
長く革靴を作り、販売してきた中で、仕事で毎日使うものは「見た目がいい」だけでは続かないと感じてきました。
使いやすいこと。
気を遣いすぎなくていいこと。
仕事にも普段着にも自然に馴染むこと。
そんなバッグが欲しくて作ったのが、kuonnの本革トートバッグです。
PCや書類がしっかり入り、外側にはスマートフォンを入れやすいポケットを。
底面は形が崩れにくく、床に置いたときにも使いやすいように考えています。
派手に主張するバッグではありません。
でも、毎日持ったときに「これでいい」ではなく、「これがいい」と思ってもらえるものを目指しています。
仕事用バッグは、毎日使うからこそ選び方が大切
仕事用のバッグは、服よりも使用頻度が高いことがあります。
だからこそ、容量や機能だけではなく、自分の服装に自然に馴染むかも大切です。
スーツにも、ジャケパンにも。
そして休日にも使いたい。
そんな方には、レザーのトートバッグはかなり使いやすい選択肢だと思います。
仕事用バッグを新調するときは、ぜひ「何が入るか」だけでなく、「自分の服に合うか」という視点でも選んでみてください。
毎日使うものだからこそ、少し気分が上がるものを選んでいただけたら嬉しいです。

