突然の豪雨で靴がズブ濡れ。この季節のストレスを“事前”に解決する方法。
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「雨雲レーダーに出ていなかったのに…」
そんなゲリラ豪雨に遭遇すると、革靴は濡れ・型崩れ・カビのリスクが一気に高まります。
ここでは、靴屋ならではの視点で、防水スプレー、防水ビジネスシューズ、カビ対策の3本柱で、今日から実践できる解決策をご提案します。
その一: 防水スプレー(プロテクターアルファ)
出発30分前に、靴やバッグ全体へ均一にスプレーするだけ。通気性や柔軟性を損なわずに撥水・防汚効果を付与できます。革・布のどちらにも使えるので、通勤スタイル全体の“雨耐性”を底上げできます。(商品ページはこちら)
靴にこそおすすめしたい理由
- 撥水+防汚のWガード:水だけでなく、泥はねや油汚れの付着も低減。
- 質感キープ:革の色味・ツヤ・しなやかさをほぼ変えずにコーティング。
- 速乾性:外出の約30分前の使用で定着しやすく、実用的。
- ガス仕様の安心感と効率:不燃性ガス(CO₂)を採用した仕様で、内容液がムラになりにくく最後まで噴射が安定。
- 靴用メーカー発:シューケア専業ブランド発のため、革靴・レザーアイテムでの使い勝手に配慮された設計。
どのくらい効果が続く?質感は変わる?
- 持続目安:使用環境に左右されますが、雨天使用や摩擦が多い日は効果が早く薄れるため、数回の着用ごと/雨に当たった後の再施工がおすすめ。
- 質感:適量・適距離でかければ、色味や手触りの変化は最小限。光沢の強いスムースレザーでも自然な仕上がり。
靴屋のコツ:効果を最大化する使い方
- 前処理が命:馬毛ブラシでホコリ・砂埃を落としてから。汚れの上に吹くと、成分が地の素材に密着せず効果半減。
- お手入れの最後に:クリーナー→クリーム→ブラッシング→仕上げにスプレーの順で、日々のメンテナンスに組み込むのがベスト。(お手入れ方法はこちら)
- 距離と薄塗り:容器から20〜30cm離し、薄く2回に分けて全体へ。ムラ・シミ防止に有効。
- マスキング:パンプスなど履き口が広い靴は、内側に丸めた紙を詰めて不要な付着を防止すると、足の裏が触れる面に影響を与えずに噴射可能。
- 色落ちテスト:デリケートな革は、まず目立たない箇所で小さく試すのが安心。靴の場合は、かかとや、履き口のベロなどがおすすめ。
その二: 見た目“革靴”なのに頼れる:防水ビジネスシューズ
「THE防水靴」の見た目は避けたい…という方に。PUレザー/4cm×4時間防水の機能を備えつつ、外観は通常のビジネスシューズ。ブラック/ブラウンの2色から選べ、スーツスタイルに自然に馴染みます。(商品ページはこちら)
仕事靴として推したいポイント
- 商談・面談・接客に:きちんと感を保ったまま、急な雨でも安心。
- 不安定な季節の“毎日靴”に:雨以外の日にも普段使いできる自然なルックス。
- コスパ重視:2足で9,900円の価格帯なら、デザイン違い・色違いでローテーションもおすすめ。
その三: “濡れた後”も抜かりなく。Woodloreのシューツリーを
濡れたあとは、表面を拭いただけでは内部の湿気が残り、カビの原因に。レッドシダー製のWoodlore シューツリーなら、余分な湿気を吸い、型崩れも同時にケア。さらに2足ローテーションで靴に休息時間を与えると、寿命がぐっと延びます。(商品ページはこちら)
- 帰宅後は表面の水気を拭き、20〜30分ほど風通しの良い場所で“呼吸”させてから、シューツリーを挿入。
- 陰干しでしっかり乾燥。レッドシダーは自然な香りで消臭効果も期待できます。
- シューツリー自体は、時々紙やすりで軽く表面を整えると吸湿力と香りがリフレッシュ。
- 詳しい活用法は、以前のWoodlore記事をご参照ください(サイト内リンク推奨)。
結論:雨の日も、印象と快適さは守れる。準備は“出発30分前”から。
- 事前対策:プロテクターアルファを出発30分前に。
- 装備:見た目はそのまま、機能だけ強くした防水ビジネスシューズをローテに。
- アフターケア:Woodloreのシューツリーで湿気・型崩れ・カビをブロック。
ゲリラ豪雨が増える季節でも、足元の不安を“習慣”で解消。雨の日のストレスを、今日から小さくしていきましょう。